政秀寺の歴史

臨済宗妙心寺派の寺院、瑞雲山と号す。
天文22年(1553)、織田信長が、自分の素行不良をなげいて諌死した平手政秀の菩堤を弔うため、小牧山の南、政秀の領地小木村に創建し、沢彦和尚を開山とした。

寺は天正12年(1584)、小牧・長久手の戦いで焼失。その翌年清須に再興され、慶長15年(1610)清須越で現在地に移設された。

本尊は木造十一面観世音菩薩坐像である。政秀の墓はかつて本寺にあったが、今は名古屋市の平和公園内政秀寺墓地に移されている。

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