河野太通老師のご紹介

昭和5年、大分県に生まれ、18歳で同県中津市の松巖寺にて得度。
昭和28年花園大学卒業後、祥福寺専門道場に掛塔し、山田無文老師につき修行。
昭和52年、同道場師家に。
昭和60年、アジアの友を支援する組織RACKを設立し会長に、さらに平成元年、社団法人南太平洋友好協会（現、アジア南太平洋友好協会）会長となる。
平成6～13年、花園大学学長。
平成16年、姫路市・龍門寺住職となり龍門寺大衆禅道場を開く。
平成22年4月から臨済宗妙心寺派第33代管長ならびに全日本仏教会会長に就任。
海外では太平洋戦争の激戦地への慰霊に、またその後の各国での内戦などで被害を受けた子供たちへの人道支援に、国内では東日本大震災の復興支援のため被災地への訪問など東奔西走。その中でも昭和40年代から続く无名会を昭和60年代に山田無文老師から引き継がれ、毎月の法話会に来名。
著書には、『独坐大雄峰』『まぁお茶でも飲んでゆきなされ』『豊かな心を生きる』『不二の妙道を行く』『床の間の禅語』『白隠禅師　坐禅和讃に学ぶ』
『親子でする坐禅と呼吸法』『大いなるいのちのままに』『禅力』等がある。